89年ブゾーニとロン＝ティボー国際コンクール上位入賞。90年ショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞以来、人気実力ともに常に音楽界を
リードするトップアーティストとして活躍。活動は古典から近現代まで。独奏曲・室内楽・協奏曲全ての分野において、圧倒的な幅の広さを誇る。
また自ら企画する数々の意欲的な取り組みにより、高い評価を確立。2011年東京オペラシティにおいて行われたショパン・ピアノ・ソロ全212曲コンサートでは、18時間におよぶ全曲暗譜演奏を成し遂げ、大きな感動と反響を巻き起こした。この偉業によりギネス世界記録を持つ。2013年からベートヴェン生誕250年プロジェクト「ベートーヴェン・プラス」をはやくもスタートさせる。これまでリリースされたＣＤはいずれも高い評価を得ており、国際Ｆ.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞などを受賞。ショパン・イヤーにプレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全集（上野学園石橋メモリアルホール＝キングレコード共同事業）を、デビュー20周年にライブ録音による記念アルバム「チャイコフスキー＆ラフマニノフ」、今年4月「プレイズリスト2013」（ソニー・ミュージックダイレクト）をリリース。その他、東京ＦＭ「横山幸雄のピアノでめぐり逢い」のパーソナリティをつとめるなど、活躍は多岐にわたる。
